全国の山岳遭難件数

遭難件数 遭難者
2018年 2661件 3129人

※2018年の山岳遭難事故は全国で2661件(前年比78件増)、遭難者は3129人(18人増)。1961年以降で最多。

※死者・行方不明者は計342人(12人減)。都道府県別では、北海道は201件で、最多の長野県の297件に次いで2番目に多かった。遭難者のうち1581人(50・5%)、死者・行方不明者のうち246人(71・9%)が60歳以上。

遭難者の目的別は、「登山」が2315人(74・0%)、「山菜・キノコ採り」が385人(12・3%)。状態別は「道迷い」が1187人(37・9%)、「滑落」が544人(17・4%)、「転倒」が468人(15・0%)。

遭難件数 遭難者
2017年 2583件 3111人

※2017年山岳遭難事故は全国で2583件(前年比88件増)、遭難者は3111人(182人増)、うち死者・行方不明者は354人(35人増)。1961年以降で最多。遭難者の半数は60歳以上。

※10年前と比べ遭難者は1・7倍、死者・行方不明者は1・4倍増。知識、経験、体力の不足が原因。都道府県別では、①長野292件、②北海道236件、③山梨161件の順。遭難者は①長野327人、②北海道の276人。道内の死者・行方不明者は28人で、都道府県別で3番目に多い。

※遭難の状態別では道迷い1252人(40・2%)、滑落524人(16・8%)など。

遭難件数 遭難者
2016年 2495件 2929人

※2016年の山岳遭難事故は2495件(前年比114件減)、遭難者は2101人。死者・行方不明者は319人、負傷者は1133人、無事救助は1477人

※都道府県別では、①長野272件、②北海道206件、③東京151件の順

遭難件数 遭難者
2015年 2508件 3043人

※2015年の山岳遭難事故は2508件(前年比215件増)、遭難者は3043人(同249人増)。いずれも記録が残る1961年以降最多だった前年の数字を上回った。 ※死者・行方不明者は前年より24人多い335人。 

※都道府県別では、①長野県273件、②北海道175件、③富山県136件

遭難件数 遭難者
2014年 2293件 2794人


※2014年の山岳遭難事故は2293件(前年比121件増)、遭難者は2794人(同81人増)。いずれも記録が残る1961年以降最多だった前年の数字を上回った。
※死者・行方不明者は前年より9人少ない311人。
※遭難者の77%に当たる2151人が登山目的で、40歳以上が76・4%の2136人に上った。死者・行方不明者のうち60歳以上が214人で、68・8%を占めた。
※道内はこのうち54件が登山目的の遭難で、死者・行方不明者は4人。件数、死者・行方不明者ともに2012年以降、減少傾向が続いている。ほかの66件は山菜採りに伴う遭難で、死者・行方不明者は9人だった。
※都道府県別では、①長野県272件、②富山県133件、③北海道120件(遭難者135人)

遭難件数 遭難者
2013年 2172件 2713人

※2013年の山岳遭難は2172件、遭難者は2713人※1961年以降で最も多い
※死者・行方不明者数も過去最悪の320人に上り、全遭難者のうち40歳以上の中高年が7割。
※過去最多だった2012年に比べ件数は184件、遭難者数は248人、それぞれ増加。死者・行方不明者は36人増えた。
※遭難者のうち、年齢別では、60歳代が最も多く686人。次いで70歳代466人、50歳代406人。原因別では、「道迷い」42%、「滑落」17%、「転倒」15%と続いた。死者・行方不明者のうち、単独登山は164人で、2人以上での登山の156人を上回った。
※都道府県別の遭難件数は、①長野県3 00 件、②静岡県1 39 件、③北海道132 件

遭難件数 遭難者
2012年 1988件 2465人

※ 2012年の遭難件数1988件、遭難者数は2465人(うち死者・行方不明者数は284人)
※ 遭難件数・遭難者数はともに統計の残る1961年(昭和36年)以降では最多。
※ 遭難者全体の約75%、死者・行方不明者の約90%を40歳以上のいわゆる「中高年層」が占める結果、特に60歳以上の遭難者は全体の約50%、死者・行方不明者の約70%を占めている。
※ 遭難原因は、道迷いが最も多く全体の40%以上を占めているほか、滑落や転倒などもあわせて約30%で続いており、いずれも登山者の不注意や安易な行動によって発生。
※ 都道府県別の遭難件数は、①長野県254 件、 北海道155 件、富山県107件

遭難件数 遭難者
2011年 1830件 2204人

※ 遭難者約2204人の半数超を60歳以上が占めた。
※ 山の遭難は前年比112件減の1830件、遭難者数は同192人減の2204人で、うち60歳以上が1118人と50.7%を占めた。
※ 死者・行方不明者275人のうち、60歳以上は69.1%(190人)。
※  都道府県別の遭難件数は、①長野県が227件、②北海道138件、③富山県116件

遭難件数 遭難者
2010年 1942件 2396人

※ 死者・行方不明者数は前年を下回ったものの、遭難件数・遭難者数は統計の残る1961年(昭和36年)以降では最多。
※ 中高年層の山岳遭難が増加し、遭難者全体の75%以上を40歳以上のいわゆる「中高年層」が占める結果、特に55歳以上の遭難者が全体のほぼ60%を占め。
※ 遭難原因は、道迷いが最も多く全体の40%以上を占めているほか、滑落や転倒などもあわせて30%以上で続いており、いずれも登山者の不注意や安易な行動によって発生することが多い。
※ 死者・行方不明者265人
※ 都道府県別の発生件数では、①長野県213件、②北海道123件、③東京都122件

遭難件数 遭難者
2009年 1761件 2085人

※ 2009(平成20)年度の全国の山岳遭難発生件数は、発生件数、遭難者数、死者・行方不明者数ともに、1961(昭和36)年以降、過去最高を示した。
※ うち死者・行方不明者284人
※ 都道府県別の発生件数では、①長野県173件、②北海道162件、③富山県122件

遭難件数 遭難者
2008年 1484件 1808人

※ うち死者・行方不明者259人。このうち、40歳以上の者は、遭難者数1,439人)うち、死者・行方不明者237人。特に中高年の遭難者数は416人増加。
※ 都道府県別山岳遭難発生状況、遭難発生件数を都道府県別に見ると①長野県166件②北海道126件③富山県117件

遭難件数 遭難者
2005年 1382件 1684人
※ 死者・行方不明者273人。。遭難者の年齢は60歳~64歳が279人と最も多く、40歳以上の遭難者だけで全遭難者の81.5%にあたる1,372人。


遭難件数 遭難者
2003年 1358件 1666人

※ 死者行方不明は230人、うち中高年は92.6%を占める。


遭難件数 遭難者
2001年 1220件 1470人

※ 40歳以上は1127人。死者行方不明は243人、うち中高年は90.9%を占める。


遭難件数 遭難者
1992年 675件 809人

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